楽天モバイルで非通知発信を回避する方法(iPhone)

楽天モバイルで非通知発信の問題とは?

アルト
アルト

ある時、アルトからの電話は非通知で掛かってくると言われた。

楽天モバイルの非通知発信における問題

電波環境はさておき、「通話無料」「データ使い放題」が魅力的で私も愛用している楽天モバイルですが、2023年の4月か5月くらいからでしょうか?
電話をかけた際に、「184」をしていないにも関わらず、非通知で発信している事がわかりました。

非通知発信の原因は?

使用環境
スマホ:iPhone13 256GB
メイン回線(物理SIM):楽天モバイル(デフォルトの音声回線)
サブ回線(eSIM):IIJ(モバイルデータ通信回線)
発信アプリ:RakutenLink

この手の問題で、今まで問題が無かったのに、なにか問題が発生する場合は、大抵システムのVerアップに伴うことが多いです。
今回の問題だと、RakutenLinkのアプリのVerを更新してから非通知発信が発生しました。

非通知発信を防ぐための対策方法

RakutenLinkアプリの仕様と非通知問題

RakutenLinkアプリは楽天回線で使用することを前提としたアプリであるため、使用する回線に他社回線を設定している場合は動作保証外となります。

楽天モバイル公式 https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001428/

RakutenLinkは楽天モバイルだけしか想定してないもんっ。
デュアルSIMの利用とか知らないもんっ。
って言ってます。

アルト
アルト

アプリ更新するまで使えてたのだから、サブ回線では使えないようにしたが正解

要はモバイルデータ通信を楽天モバイル以外の状態で、RakutenLinkを使用して発信した場合、非通知になるという事です。

解決策

解決方法は至ってシンプルで、
RakutenLinkで発信する際は、モバイルデータ通信を楽天モバイルに変更」です。
しかし、電話をかける際に、いちいち切替なんて手間でやってられません。
そもそも安くてデータ通信使い放題の楽天モバイルを利用しているのに、サブ回線を使用するのは特別な理由があるはず。
私みたいに、「楽天の電波環境が悪くて困る」や「月に5GB位しか使わないから、料金テーブルに不満」
など、やんごとなき理由があるはずなのです。

iPhoneのショートカットを利用した解決方法

iPhoneの標準機能にあるショートカット機能を使って、この手間(通信切替)を解決することが出来ます。

<やりたい事>
・RakutenLinkで発信する時は、楽天モバイル回線をモバイルデータ通信にする。
・通話が終わってRakutenLinkを閉じたら、モバイルデータ通信をサブ回線に変更する。
・手動だと面倒なので、自動で。

この方法は下記掲示板にて見つけました。

マイネ王 掲示板

https://king.mineo.jp/reports/278399

ショートカット機能を使って、RakutenLink時にデータ回線を変更する方法

iPhone標準アプリのショートカットアプリを起動します。
1:下部メニューの「オートメーション」をタップ(図左)
2:「新規オートメーション」をタップ(図真ん中)
3:メニュー内の「アプリ」を選ぶ(図右)

4:アプリの「選択」をタップ(図左)
5:アプリを選択の画面からLinkを選択(図真ん中)
6:「開いている」を選択
7:「すぐに実行」を選択して右上の「次へ」(図右)
これでLinkアプリを開いている時にすぐに実行するという内容になります。


8:「開始」の中にある「新規の空のオートメーション」選択(図左)
9:「アクションを追加」を選択(図真ん中)
10:検索ウィンドウに「デフォ」と入力(図右)
11:「デフォルト回線を設定」を選択(図右)


12:デフォルトの「データ」回線を選択(図左)
13:回線を「主回線」(ここでは主回線という名前になっていますが、楽天モバイルの回線にしてください。)を選択し、右上の「完了」(図左)
14:オートメーションに先ほど作成した「RakutenLinkを開いた時、デフォルトのデータ回線を主回線(楽天モバイル回線)へ変更する」という機能が追加されます。(図真ん中)

これでRakutenLinkで発信した時の非通知問題が解決となります。
後はRakutenLinkを閉じた際(電話が終わった時)に、データ回線を元のサブ回線に変更すれば、問題ありません。

15:方法も簡単で、同じように新規オートメーションで、6番の「開いている時」を「閉じている時」を選択し、13番のデータ回線をサブ回線に変更すれば、「RakutenLinkを閉じた時、デフォルトのデータ回線をサブ回線へ変更する」(つまり元通りにする)が完成します。(図右)

最後に

これでデュアルSIM、データ回線をサブ回線(IIJ)で使用し、RakutenLinkで発信してもちゃんと番号が通知されるようになりました。

楽天モバイルは出た当初はかなりの価格破壊をもたらしてくれたものの、3大キャリアのサブブランドの展開や、格安キャリアの頑張りにより、コストメリットはかなり弱くなってきました。
楽天自体、社運をかけて頑張ってはいるものの、現状コストパフォーマンスに結構不満を持ってます。

<不満点>
・楽天モバイルの電波環境が良くない(プラチナバンドが始まったらマシになるかも?)
・RakutenLinkのアプリ仕様が良くない(電話が途切れたり、着信しなかったり)
・料金テーブルが良くない(10GBまで980円、20GB まで1980円、それ以上2980で使い放題位がいいかな)

楽天経済圏でまとめていなかったら、日本通信の合理的プランに変えたいところですが、実益と応援も兼ねて、もうしばらくは楽天モバイルで頑張ろうと思います。

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